3月27日(水)撮影分
主に写真家ギャラリーのオーナー石渡リサと写真家柴山影一、哲奏美の絡みを撮影します。
車を使ったシーンが入るため、いつもの撮影ロケ地周辺から移動する可能性があります。
集合10時 ノガミ宅 11時〜車で移動〜ロケ地到着〜撮影開始〜 17時には帰宅
という流れで進めます。(車返却20時祖師ヶ谷)
以下は撮影台本です。具体的なセリフの書き込みはありません。当日全て即興で行います。
(予備のクローズアップのショットを随時挟んで撮影しますがこちらの記述はありません)
(↓シーンは別々に独立しています)
🔴シーン1
影一とリサの最初の出会い
黙々と写真を撮っている影一、その奇妙な動きを遠くから見ているリサ
リサ、車から降りて、影一に歩み寄る
▲影一に興味を示すリサ、警戒する影一。言い合い、意見のこじれ合いに発展する。
🔴シーン2
車内/車外 半ドアにして影一とリサの会話 影一は地べたに座り車にもたれかけている(オフビートな感じ)
▲影一のリサに対する思い。建築写真とポルノ写真ばかり撮っている知り合いへの批判。「オレは商業には興味ない」。
🔴シーン3
ひとりぼっちのリサに歩み寄る奏美 少し離れたところに車 影一は寝ている。
▲リサは(売れない写真家のためのギャラリーを始めた)理由を奏美に語る。
奏美、自信の芸術哲学をポエティックに語る。
リサ、東京にはアーティストが多すぎるということをぼんやりと語る
どうしてこんな状況になったのか?奏美が応える
(多くの戦争状態の維持や世界的な搾取構造、才能あるものは必然的に孤立することなど)
影一 吊り撮を始める そばに破れかけたぬいぐるみが落ちている
中身のスポンジをむしりとる
抜け殻になったぬいぐるみを吊るす
奏美、リサの前にそれを差し出し、自身の生哲学、「抜け殻(死)を蘇らせる撮影手法」について語り出す。
🔴シーン4
三人の衣裳微妙に変わっている(巻きスカートの着脱、皮ジャンの着脱、ストールの着脱など、簡単にアレンジできるもので良い)
無言に近い状態でアイスなどを食べている
影一が記念写真を撮ろうと言い出す
三人は並ぶ、タイマーで撮影
◼️持っていくもの
吊り撮セット(一脚、ハンガー、釣り針、ガムテ)、ノガミ手持ち衣裳、桜井パレスチナのコインなど小道具(手元アップ撮影用)、水の入った水筒、平原所有カメラ、充電済みブルートゥーススピーカー(カーステ音を鳴らすかもしれない)、
◼️使用機材
Videoカメラ 充電
マイク (M3、ラベリアワイヤレス)充電
ヘッドフォン 充電
レフ板
三脚、
マイクブーム
予備SDカード
予備バッテリー 充電
3月13日 撮影分
【3月13日(水)】
平原、桜井、(見学者RISA 見学時間不明)
12日、雨で撮影できなかったら、その分を撮る。
(撮影できなかった分があれば、撮る)
(第○景に属すか、部分的に影一の幻影映像に属す)
▲AM 平原,桜井
🔴使用箇所 あとで調整
◼️7
駅前 線路脇、駅前開発の工事現場付近
道の両サイドに圧迫感のある白い仮設塀
それなりの騒音、電車の走行音
ロングショット フィックス
遠くから影一、奏美、歩いてくる
奏美が持つ吊り棒に ハンガーにかけた女物のワンピースがゆらゆら
カメラ手前まで近づいてきてフルショット
ニーショット フィックス(ゴダール風)
塀をバックに二人、突っ立っている。
(オフ、後日アフレコ)
奏美、影一の会話。(声は(ゴダール「彼女について私が知っている2、3の事柄」の)ASMR風にhttps://youtu.be/y8pbRJUVQBU?si=-KykCaPSrJFgx_bO)
駅前開発にかんする必然性と批判的見解。
労働の再生産と永遠に訪れないユートピア
一方で影一、「世界情勢?知ったこっちゃない。」という態度。
二人は移動する(15秒くらい)
(撮影時間 1時間、映画内使用時間5分)
🔴使用箇所 あとで調整
◼️8
だだっ広い駐車場、車が列をなしている
吊り帽のワンピース
実際にそこにいるリアルな女と見立てて、
(ワンピースは二人の間に)
奏美N (後日アフレコ)
「ずいぶん前の話だが、私はパレスチナでこういう水玉模様のワンピースを着ていた女性に出会った。、古着屋でたまたま見つけ、買った。ひょっとしたら彼女が着ていたものではないか?とも思った。」(以下つづく)
奏美、手元アップ フィックス
奏美N
「これが彼女にもらったパレスチナの通貨、コインだ。なぜか、彼女のことが忘れられないでいる。どうしているのだろう。」
フルショット、フィックス
影一、ワンピースの服を女性に見立てて、戯れている。(社交ダンスをコメディ風に行う、など)(その他🟦即興的に)
(注 のちに影一の幻影映像の中で同じワンピースを着た女性が登場する、現在演出未定)
ボトムショット
影一、写真を撮り始める
「駐車場にぽつんと一人、女が突っ立っている感じがいい、かも。」(ほとんど独り言)
以下ボトムショットで
奏美「さっきは踊ってたのに。」
影一「寝そべって二人でいちゃついてる写真もいい、かも」
奏美「どっちよ。」
影一「上半身、起き上がっている感じで。」
奏美「こう?」
フルショット
影一、「そうそう」と言って、ワンピースの横に寝て肘をつき、ワンピースの女とピロウトークを始める。袖をつかんだりして適度に戯れる。
(撮影時間1時間 映画内使用5分くらい)
▲PM 平原,桜井
🔴使用箇所(あとで調整 おそらく後半)
◼️9 鶏の飼育場 前
柵の向こう側に多量の鶏 鳴き声。
(インサートで使うので何種類かのアングル。フィックス三種類,ズームアップ→ゆっくりズームワイド。ハンディでトラックバック,など現場で調整)
二人、「こんなところあったっけ?」というふうに呆然と突っ立っている
ロングショット→フルショット→バストショット
影一「裸になって中に入ったら。…食いちぎられて、死ぬかな。」
奏美「どう撮りますか?」
影一「動物だ。動物。」
奏美「鶏だけど。」
影一「靴下を撮ろう。靴下吊って。」
フルショット
奏美 三種類の靴下を、カバンから取り出して影一に見せる
「どれがいいかな?これがいいんじゃない?」
青いソックスを見せる。手元ショット。
影一「青。」
奏美、吊り棒に青い靴下をセッティングする。ボトムショット
「片足でいいですか?」
影一「うん、とりあえず。」
アングル、画角を色々と試す。
「全然意味がわかんね、けどそこがいい。」
奏美「こう、じっと鶏を見ていると、何かが起こりそうな気がします、ね。」
影一「タオルあったっけ。」
奏美「鞄の中。」
影一、靴下の中にタオルを詰めて、足っぽくする。調整する。手元アップ。
「吊って。」
奏美「はい。」しばらくして
影一、自分の履いている靴を両足脱ぎ、並べる。フルショット→靴まわりアップ
靴と靴下の位置を調整する。
奏美「この世の終わりを感じます。」
影一,奏美の顔を覗き込む。
奏美のクローズアップ
N「何かが起こりそうだ,と奏美は言った。俺も<そうだ,何かが起る>とおもった。それは何なのか。」後日アフレコ(1分くらい)
写真を何枚か撮る。鋭いシャッター音。
(撮影時間1時間 映画内使用3分くらい)
🔴使用箇所(あとで調整 おそらく中盤)
◼️10カフェ(屋外)
影一,奏美 コーヒーを飲んでいる。
影一,奏美に対していくつかの質問をする。
「なぜパレスチナで合気道を教えようと思ったのか。」から会話はどんどん広がっていく。(🟦以降は完全即興 カメラアングル等は 何パターンか設定)
影一,アイパッドをいじり,スワイプして写真を流す。インサートショット。
アップル・ペンシルで何かを描いている。インサートショット。
会話は成立していないようで成立している。
(撮影時間1時間 映画内使用5分くらい)
🔴使用箇所(あとで調整 おそらく後半)
◼️11 高校前(天気次第)
校舎壁に映る樹々のシルエット。風にそよぐ。
影一「この時間帯の,このシルエットが好きだ。」
奏美「きれいね。」
影一「首を吊って死んだ友人を思い出すよ。」
奏美「え?」
影一「ロープを木に引っ掛けたわけじゃないけど。室内だった。」
奏美「それはいつの話ですか?」
影一「いつだっけな。12,3年前かな。最後は酒の飲み過ぎでおかしくなっていた。 特に原因がわからず狂死だと言われてたな。」
奏美「狂死?」
影一「多分,女がらみだと思うけど。」
(ここは吊り服のセッティングは撮らない。)
樹々のシルエットをバックにぼんやりとスーツ上下が揺らめいている。
(撮影時間30分 映画内使用3分)
以上3月13日 映画内使用時間 計約21分分撮影予定
(移動時間 休憩 撮影時間 含め AM10_PM4くらい)
(集合はAM9;30 ノガミ宅)
◼️12、13日 トータル 映画内使用時間51分◼️(←100分の映画だとしたら概算で約半分?)◼️
🔴🔴🔴余力があれば,RISAさん見学の際,撮影するかもしれません。🔴
🔴🔴🔴天候次第で,室内シーンも撮るかもしれません🔴
3月12日 撮影分
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影一と奏美が淡々と写真を撮っているシーンをつなぐ
間にちょっとした会話がある
口調、イントネーション、アクセント、間の置き方、語尾感など
細かいところは現場で調整
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【3/12(火)】
▲AM 平原、桜井
🔴使用箇所 冒頭部、最初の「掴み」シーンの直後。(第1景に属す)「登場人物紹介」的なメタ性を出す
撮影内容
◼️1 奏美 葉の緑、光線、沿道
腰をかけている
●正面バストショット フィックス
顔の陰影をある程度レフ板で作り込む
セリフなし ナレーション(以下N)あり(後日録音 注1)
帽子、飾り物を色々と試す、前髪が風に揺れる、
タバコの「吸い真似」をする 男の手がフレームイン、手にもつライターで着火 ●横、クローズアップ、リップクリームを塗る 続いて赤い紅を引く 小さい手鏡で自分の顔を覗く 鏡に映る自分の顔(以上撮影時間30分 使用時間5分)
(注1)N録音は後日、ノガミの部屋で 作成者は未定
◼️2 影一 ロケは1に同じ
腰かけている
●正面バストショット フィックス
撮影カメラに向けてカメラのシャッターを切っている 時折左右を確認
セリフなし Nあり(後日録音注1 )
●フル(orニー)ショット フィックス
ちょっと高い段上などからシュッ、フワッと飛び降りながら撮影する「飛び撮」を試みる
●正面バストショットに戻る フィックス
「飛び撮」の他に「放り撮」があることがナレーションで語られ、「放り撮」が試みられる。(スマートフォンのカメラアプリでタイマーセッティング<0>の時点で空中に位置するように放り投げる手法 大したコンセプトはあるがこれもナレーションで語られる (注2)
●正面バストショットに戻る
(N)つづけて、この「飛び撮」「放り撮」にも飽きてしまったことが語られる。かつて知識人のおっさんに絶賛されたが、どうでも良くなった。(以上撮影時間30分 使用時間5分)
(注2)N録音は後日、ノガミの部屋で
◼️3
奏美、影一、沿道、小さな緑地、ベンチ、光線、
ベンチの上で「吊り撮」のセッティングをしている奏美
(ニー、ボトム、フル、複数アングル切り替え)
使用衣服 黒のジャケット ピンクのTシャツ ジーンズ
奏美 黒ジャケットの首部を吊り、半身起きているような形を吊り棒で作る
その光景を見ながら
影一、自らの写真論をぶつぶつ言いながらカメラの調節をしている(正面、ボトム、フィックス)パゾリーニ風)(🟦影一セリフ即興)
(パゾリーニ風の律儀な正面カットバック、フィックス)
奏美「カゲさん、早く撮ってください。」
影一「はいはい、腕だるい?」
奏美 うなづく
影一「行き場のない人型を撮る、いや亡骸(なきがら)を撮る、この虚しさよ。」
奏美「この者は行き場を与えられたのでしょうか。たとえ亡骸であっても。」
影一「霊としてここに復活したのだ。」
奏美「カゲさんには才能があります。」
影一「うん、わかってる。」
奏美「ただし、天才ではありません。」
影一「奏美さん、ここは<吊り撮>ではなく、<飛び撮>ではなかなろうか?」
影一、高い所から飛ぶ。
奏美「そう察しましたか。さすがでございます。でも一度きめたこと、<吊り撮>を極めなければなりません。」
影一「風景をただちに変えなければ、風景に釘を打って。」
奏美「戦場で死者が出るたびに、ワタクシたちは、亡骸を吊って、供養せねばなりません。それを写真に撮って冥界に返してやるのです。」
影一「しかし戦死者が、、こんなピンクのTシャツ着てますか?」
(以上撮影45分 使用時間5分)
午前の撮影終了
▲PM 平原、桜井
🔴使用箇所 中盤部1(第?景に属する)
◼️4 人通りの薄い住宅街の道路、自動販売機がある
フルショット フィックス
自販機の取り出し口から 長袖シャツの片方の袖を吊りあげている
影一、さまざまなアングルを試す
影一「もう少し上かな?」
奏美「はい。」
影一「もう少し右」
奏美「はい。」
シャツ袖口のアップ
影一「手がない。」
奏美「手が欲しいのでしょうか。」
影一「いや、そうではない。」
奏美「死者は死者のままではいられません、この世に執着する限り。」
影一「亡骸が、、、亡骸であることをやめたがっているような、、そんな気がする。」
奏美「しかしなぜ、ここで?」
影一「それがわからない。喉が乾いている、その人の元に自動販売機が飛んでやってくることはない。人々は自動販売機に向かって歩まなければ。奏美さん、あれを。」
奏美「はい。」
道路地面に水をぶっかけ、ショッキングな効果を狙う(中平卓馬的な?)
自販機前の袖口、水模様、アップ
奏美「喉が渇くのは避けられません。たとえ霊でも喉が渇く。」
影一、バシャバシャとシャッターを切り始める。(中腰、しゃがむ)
影一「この霊は本当に地獄を見たのだと思う。何があったのか?」
奏美「やはり喉の渇きから死を選んだのでは?」
影一「火炙りの刑にあったのだ。だから水を欲しているのか。」
奏美「罪人の霊?」
影一、立ち上がり、二人、顔を見合わせる
遠くから打音が響いてくる
(撮影時間60分 使用時間5分)
🔴使用箇所 中盤部2 (第?景に属する)
◼️5 千歳中学校へ向かう途中
影一「今日も風景に釘を打つ。ただちに風景を破壊しなければ。」
奏美「カメラの充電はちゃんとしました?」
影一「したよ。風景解体機械は今日も順調に動く。」
奏美に向けてシャッターを切る。
奏美「風景は顔だ、と言っていた哲学者がいましたよ。」
影一「そいつはいいことをいう。顔も風景と同様に消費できるってことかな。、、しかし身体も顔もない亡骸だけを持ち歩くことは…。人型に人あり。ゆえに霊あり、か。だとしたら霊は質量ではなく、容積???」
奏美「亡骸を持ち歩く、この重みよ、悲しみよ、虚しさよ。」
影一「古着屋は墓場だ。墓に閉じ込められた骨、その骨を持ち帰るようなもんだな。古着を買うという行為は。」
奏美「古着屋という墓場から出てきた亡霊。」
影一「ついでにいうと図書館も墓場っぽくていいね。本が墓石に見えることがある」
奏美「たとえばこのシャツがどういう経緯をたどって今ここにあるのか?全くわかりません。だけどこのシャツを着たその人の人生は確実にあった、ということはわかります。」
影一「そうすべての古着は身元不明なんだ。その服を着たそいつの人生があった、ということはわかるけど、どういう人生なのかはわからない。だから売買が可能になる。、、あっここがいいかな、学校前。」
奏美「あそこを曲がると公園があるのよ。そこに行きましょう。」
影一「公園も霊のすみかだね。ありとあらゆる公園にそれを感じるな。」
(撮影時間40分 使用時間5分)
◼️6 千歳中学校横 公園
影一「風景を解体するってことは、風景に幽霊を導入するってことなんだ。そこに写真のポエジーがある。」
奏美「わかっています。」
影一「わかってくれるのは奏美だけだよ。」
奏美「そうあってほしいです。」
影一「雨の音は好きか?」
奏美「うーん、その時の気分によりますね。」
影一「坂本龍一は雨音は一つ一つ違うって言うんだ。信じられないよ。」
奏美「そうですか?」
影一「どうして?一つ一つ違う?」
奏美「傘をさしているとき、よく聴いてみると違うな、って思ったことはあります。」
以下 🟦即興的に会話は進む
(撮影時間60分 使用時間5分)
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以上3月12日 映画内使用時間 計約30分分撮影予定
(移動時間 休憩 撮影時間 含め AM10〜PM4くらい)